ソウル南山はじめ近郊の山の整備がすすむ

NATUAL NEWS  2010.2.1



「南山はじめ韓国ソウル近郊の山の整備がすすんでいる」

 ソウル中心にそびえる南山はソウルっ子が誇る自然豊かな山である。たんにあのすばらしいタワーだけがソウルのシンボルではないのだ。中心にありながら鳥や昆虫、花、樹木の豊かな自然が近年とみに注目されるようになり、こればで裏道としてしか利用されていなかったコースの整備が進んでいるのだ。だれでもいつでもハイキングが楽しめる。そればかりではない。この南山には屋外アスレチッククラブまである。この会員になると、もうみんなと親しくなれる。そして、特記すべきは、破格の会員費である。さて登山道に入ってみると四季を通じてさまざまな鳥のさえずりにいやされる。朝の出勤前、昼休み、午後の体力づくりと、市民の利用の仕方もさまざまである。
 なお、南山ばかりではない、ソウルから地下鉄でいけて、そこから歩き出せる山岳コースは無数といっていいくらい存在し、しかもよく整備されているのだ。このへんの事情に詳しい地元山岳オーソリティーにたづねてみると、韓国の山は25年くらいまえまで、相当に荒れて、汚れていたらしい。しかし、政府、自治体、市民全員がこれではよくないと、すぐれたシステム(山中で喫煙すると高額の罰金とか、)いろいろ工夫をして、現在の美しい山によみがえったとか。・・・日本ももっと学ばなければならないと考えさせられたほど、よく整備されているし、なにより山へ入る人々が山を愛していることが登り方でわかるのである。なかには、山へ挨拶しているひとも見かけたぐらいだ。
 まだ、ソウルの山を経験されていない日本のかたは、一度はおとづれてみたい素敵なコースがそろっている。

                       

                                 プレスリリース【プラスコリア特派員】

 
 

【1月31日  ネイチャル 編集部】


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